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10月 06

平成28年9月25日開催 愛媛県鍼灸師会学術研修会実施報告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年9月25日開催 愛媛県鍼灸師会学術研修会実施報告

(東洋療法研修試験財団認定生涯研修会)

 

平成28年度第2回愛媛県鍼灸師会生涯研修会を、925日松山市道後のひめぎんホール別館の第13会議室で開催した。研修に先立ち、平成27年度東洋療法研修試験財団の認定講習会終了証書の授与式を行った。佐伯智美研修委員が代表として、宇都宮会長より終了証書が授与された。昨年度の履修該当者は23名であった。例年通り大変少ない修了者数で大変残念であるが、今後更なる興味深い研修内容の充実に努め、参加者の増加に努力していきたい。

続いて宇都宮光慶青年部長の司会により、研修会が開始された。

今回の研修は、鍼灸臨床研修講座として。長野式臨床研修会四国支部支部長、森實陽一先生をお招きし『臨床に役立てたい長野式鍼灸治療法』と題した企画を行った。先生は豊富な臨床経験をお持ちで、長野式臨床研四国諺解塾で後進の指導育成にも携わっておられ、この度の研修会では、長野式治療の基本的概念、診断法をご指導して戴いた。東西両医学のエッセンスを鍼灸臨床に取り入れた、内容の奥深い講演であった。参加者は、会員18名、会員外9名、学生1名の計28名であった。学生参加が予想より少ない状況ではあったが、午後からの実技供覧と実技指導では、初学の受講者に大変細やかな指導に配慮が行き届き、密度の濃い研修が行えたと思う。4時間およぶ研修内容は以下の通りであった。

演題:『臨床に役立てたい長野式鍼灸治療法』

 午前「長野式治療法の概要と診断法」長野式治療とは、長野潔氏が40年の臨床から辛酸苦労し、西洋医学と東洋医学を融合させた独自の治療法である。その概要と、基本的な診断法を実技を交えて紹介して戴いた。特に初学の参加者には、触診法について、手を添えるなど細やかな実技指導に配慮がなされた。また、火穴診、扁桃処置、肝門脈鬱血処置、帯脈処置など大変興味深い治療法が印象に残った。

午後「症例と模擬実技」腰痛症について4症例を挙げ、どのように身体的要因の背景を捉え、処置法を選択していくのか、予後を推定し治療計画の説明のポイントとその進め方などについて、模擬実技を中心とした実践的な研修であった。

臨床経験の豊富な森實先生のご講演は、初学鍼灸師からベテランまで、各々に有意義な情報を得られた。今後は局所的処置も含め、長野式治療法の奥深さを継続して学習していきたい。

研修会参加者名(PDF)

 

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