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7月 26

第3回 臨床鍼灸スポーツフォーラム 参加報告

 

 

 

 

 

 

 

 

平成24年7月16日(月)に「ウインクあいち」にて、公益社団法人日本鍼灸師会主催で第3回臨床鍼灸スポーツフォーラムが開催されました。

参加者が150名以上と多く、会場では椅子を追加するなど熱気にあふれていました。

教育講演10時~12時

講師:名古屋大学総合保健体育科学センターセンター長

名古屋大学教授  池上康男先生

内容は、スポーツバイオメカニクスの観点から身体の動きに注目して、動きを記録、分析する方法を紹介いただき、これまでの研究で得られた興味深い結果をわかりやすくお話いただいた。

特別講演第1・2部

講師:全米アスレティクトレーナーズ協会公認アスレティックトレーナー・NSCA公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト

コンディショニングスタジオKAICON代表 間宮芳生 先生

講師:日本鍼灸理療専門学校アスレティックトレーナー専攻科講師・ダイナミック鍼灸研究会会長 溝口哲哉 先生

午後からは、会場中央にベッドを置きそれを取り囲むように椅子を配置して実技を交えて進められた。

第1部では、間宮トレーナーによりアライメントの評価法を説明後、溝口先生による回旋障害とROTOセラピーの理論的な考え方を話された。

休憩を挟んだ第2部では、ROTOセラピーを用いた実際の実技を公開された。それは、鍼灸師である溝口先生とトレーニングを専門とされる米国資格取得者のアスレティックトレーナーである間宮トレーナーのお二人が連携して患者に対応するというもので、お二人が日常行っている異業種連携という業務体系の実例発表であるということ。治療は、ROTOセラピーを用いて溝口先生が担当し、治療前後のアライメント評価や動作解析ソフトによる効果判定、術後の運動処方などは間宮トレーナーが行うという分業制をとる。これは、スポーツ障害が鍼灸治療によって改善した患者に対して、トレーナーがその後を引き継ぎ、競技復帰までのトレーニングを指導していくという連携体制の中で、患者の追跡が可能となるばかりか、競技復帰が確実なものとなるなど、異業種連携には双方にとっても多くのメリット生まれる。鍼灸師が日本の医療系資格を持たないトレーニング専門のアスレティックトレーナーと手を組み、互いの専門性を尊重しつつ、理想的な営業形態を構築していく実例を紹介しながら、新時代の相応しいスポーツ鍼灸臨床の将来像と新しい鍼灸院経営術を参加者に問いかけた。

参加者 日浅早人、黒川淳二、高石宏行
報告者 スポーツ鍼灸部 高石宏行

 

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